月: 2022年10月

リスクを分散するということ

リスクというのは、好景気、不景気などいろんなシナリオで得られるリターンの幅のことと考えておきましょう。ひとつの投資はプラスでも別の投資はマイナスという場合は、そのマイナスがプラスに相殺され、なおかつトータルでプラスが出れば、リスクをヘッジできたということになります。ポートフォリオのリスク分散というのは、景気に敏感な株と鈍感な株を購入するというように、逆の動きや違う動きの投資をして、リスクが分散できるという意味です。ただ、不動産の場合は、市場が悪くなった場合に、片方が上がり片方が下がるというのはあまりないそうです。不動産でリスクを相殺できる物件を持つのはほぼ不可能だと言われています。価値が大きく下がったらどうするかと考えたときに、エリアを分散させる、海外不動産も視野に入れるということも考えられます。